直前のcommitをなかったことにするが、編集したファイルはステージングに残す方法

※memo配下、その他の記事は黄色背景のアイキャッチを設定します。

結論

先に結論として以下のコマンドを提示します。以下のコマンドを実行すれば、直前のcommitは取り消されます。

そして直前でcommitした編集内容は、ステージングに残ります。(便利)

git reset --soft HEAD^

ブランチの切り替えが多発する際に使用

新規開発の案件等、ガシガシ開発を進めていくPJではブランチの切り替えが頻繁に発生すると思います。

個人的にstashはあまり使いたくなく、作業中にブランチを切り替える必要がある場合は一度commitします。ブランチに戻ってきた後にどうしても直前commitを取り消したい場合は、上記のコマンドを使うようにしています。

「修正中」箇所・ファイルを明示してくれるIDE

AndroidStudioやVSCode等最近のIDEは、エディタ上に修正箇所を表示してくれたり、修正中ファイル名の色を変えて表示してくれたりする機能もありますよね。

細かくcommitして、ブランチ切り替えて戻ってきて、続きを開発する、というフローでも良いと思うのですが、commitして「修正中」状態じゃなくなってしまうことでこの便利機能を使うことができません。

「修正中」状態の方が、どのファイルを触っているのかを一目で確認できて便利なので、細かくcommitしてもいいですが戻ってきたら一度commit取り消しをしてもいいかもしれません。

あまりにも細かすぎると後でどうせsquashすることにもなると思うし、その手間も省けると思うと一石二鳥ですね。